屋外タワーシェアリング 運用保守・企画
H.S
2024年中途入社

経験を活かし、通信インフラの未来を担う挑戦へ
- PROFILE
新卒で電力系の総合設備企業に入社し、全国各地の送電鉄塔や通信鉄塔の建設に携わるほか、風力発電や道路工事などインフラに関わる幅広い現場での工程管理を9年ほど経験。2024年7月にJTOWERに入社し、屋外タワーシェアリングの運用保守の企画・運営を担当する。
通信鉄塔のオーナーとして、プロジェクト全体をマネジメントしていく幅広い役割を担う
JTOWERとの出会いや入社したきっかけを教えてください
前職で総合建設会社に勤務していたときは、施工監督として、通信関係はもちろん、電気や交通などの幅広いインフラ整備の工事現場に携わりました。人が生活していく上で必要不可欠なインフラの現場に直接携わることで得られるやりがいや、実際に完成した建築物を見て、モノ作りの面白さを感じていました。
一方で、自身の次のキャリアアップを考えた時に、今まで培ってきた経験を活かして「より広い視野で仕事をしたい」という想いが生まれ、その時に出会ったのがJTOWERの屋外タワーシェアリングの運用保守部門の募集でした。
JTOWERの屋外の運用保守部門は、JTOWERがNTTドコモなど通信事業者から譲り受けた7,000本を超える通信鉄塔や、JTOWERが新たに建設した屋外の通信設備を滞りなく運用していくための部隊です。日々の管理に加え、既存の通信設備を長期的、安定的に維持していくことが求められます。
私自身は前職で通信鉄塔の工事経験がありましたし、鉄塔の長寿命化に不可欠な防錆管理士や、電気設備の安全な施工管理を行う電気工事施工管理技士一級などの資格を所持していました。JTOWERの運用保守部門の役割を聞いて、今まで培ったスキルや経験を活かして新たな挑戦ができるフィールドだと感じ、入社を決意しました。
今や通信は、電気、ガス、水道が生活を支える基盤であるのと同様に、私たちの生活や経済活動に必要不可欠な「第四のインフラ」として位置づけられています。
JTOWERは、通信事業者各社の基地局を集約し、通信鉄塔や屋内通信設備をシェアリングするビジネスモデルを通じて、通信インフラの効率的な整備と強靭化に貢献している点も惹かれました。
実際にJTOWERへ入社していかがでしょうか。
現在は、通信鉄塔の運用保守部門で主に鉄塔の保全工事を担当しています。具体的にはJTOWERが保有している通信鉄塔の塗装工事や、補強工事などの大規模なものから、敷地内の鳥の巣の撤去や除草といった日常的なメンテナンス作業まで多岐にわたる業務をパートナー企業様と連携し対応しています。
前職では、幅広いインフラ整備の施工監督を担当していましたが、社員数がとても多かったため組織により分業化されていて、自分が携わることができる範囲が限定的でした。また、建設会社として通信事業者や電力会社などから工事を受注する立場だったため、基本的には発注者から指示された工事を遂行することが求められました。
JTOWERでは通信鉄塔のオーナーとして、工事全体の計画立案から、パートナー企業の選定、進捗管理、品質チェックまでを一貫して担い、プロジェクト全体をマネジメントしていく幅広い役割を担います。
少数精鋭の組織だからこそ、自分が直接社会に貢献している実感がわく
JTOWERだからこその魅力はどんなところでしょうか。
JTOWERに入社してから、自分が携わることができる業務の幅がとても広がったと感じていて、工事の発注業務だけでなく、スケジュールやコスト管理、品質管理、さらに法務や設計など、これまでの施工管理の経験に加え、多岐にわたる専門知識が求められる場面があります。
ただ、JTOWERは少数精鋭の組織ながら、各部門にはそれぞれの領域のプロフェッショナルな方が多いため、部門を超えて、すぐに相談することができます。他部門とのやり取りを通して、わからないことに向き合い、自分の専門ではない新たな分野の知識を習得して乗り越えながら、常に学び続けることができる環境です。
役員の方とも直接議論できる機会が多く、スピード感をもってプロジェクトを進められる実感があります。一人ひとりの裁量も大きく、幅広い業務を通じて、ダイレクトに会社や社会に貢献している実感が持てるのは、JTOWERならではの魅力だと思っています。
JTOWERに入社してから、印象に残っているプロジェクトはありますか?
昨年度に行った鉄塔の塗装工事です。
通信鉄塔の塗装工事は、鉄塔の腐食を防ぎ、長期的な安全性を確保するために必要不可欠なメンテナンスです。昨年度、大規模な塗装工事をプロジェクトのメンバーとして経験しました。複数のパートナー企業様と連携しながらプロジェクトを進めていったのですが、塗装の工法やこだわりがそれぞれで異なり、同じ工事でも会社によって捉え方や進め方の違いがあることはとても興味深く、多くのことを得られた経験でした。
応募される方へメッセージをお願いします。
JTOWERの業務は、工事を委託するパートナー企業の方々をはじめ、携帯キャリアや、鉄塔の土地を貸し出していただいている土地オーナーの方など、多くの関係者とコミュニケーションをとりながら関係性を築いて業務を進めていきます。ステークホルダーが多い事業だからこそ、JTOWERのパートナーとしてご協力いただく先方の立場や意見を尊重して行動できる方や、信頼関係を大切している方がJTOWERのメンバーに多いと感じています。
通信業界や建設業界での経験者の方も、もちろん歓迎しますが、インフラシェアリング事業は社会貢献性も高いため、社会インフラを支えるという使命感を持って取り組める方であれば、未経験の分野でも活躍できる環境です。
私自身も、一緒に働く仲間たちとお互いに学び合いながら、より良いチームを作っていきたいと思っています。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。